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令和2年5月1日
分散登校の様子と家庭へのお願い
 
昨日・本日は,今年度の臨時休業期間に入って2回目の「分散登校」でした。当初の予定よりも臨時休業期間が大幅に延びた(5月31日まで)こともあって,先生方が子どもたちの学びをどう支援するか,その取り組みがますます重要になってきました。
 
昨年度の(3月2日からの)臨時休業期間は,その学年の終了時期でしたから,家庭学習の内容も「復習が中心」でした。ところが現在の臨時休業は,今年度に入って間もなくのことですから,「復習が中心」というわけにはいきません。もちろん,前学年の復習にも大きな価値はありますが,「今井だより第2号」でも書いたように,新しい学年の学習を進めることがどうしても必要です。特に1年生は,小学校生活を始めたばかりです。すべての新しいことに慣れ,身に付けるところからスタートしなければなりませんからなおさらです。家庭で過ごす時間が大半となり,学校には週1回だけ来る,しかも半日だけ,という中で,どうやって新しい学習内容を子どもたちに習得させるか。このことが,先生方の工夫のしどころとなっています。
 
子どもたちが,新しい学習内容を習得するために一番効果的なのは「教科書を活用すること」です。先生方がこの期間に家庭学習として示しているものの中には「教科書を活用しなければできない課題」が必ずあります。例えば,「教科書の本文を声に出して読む。」「問いの答えとなる部分にアンダーラインを引く。」「本文と関係のある資料とを線で結び,なぜそう書いてあるのかその理由を考える。」等々をしながら家庭学習をすることで,新しい内容も理解しやすくなります。それを経て,例えば分散登校の際に教室で,家庭学習内容を発表させたり友達と意見を交流させたりしながら,新しい学習内容を定着させるための工夫を,先生方が行っています。昨日・本日の教室でも,そのような場面が各学年で見られました。また,どうしても教室で教えなければならないこと,考えさせなければならないこと,と先生が判断した内容は,日頃の授業と同じように(短時間ですが)取り扱っています。
 
保護者の皆様にお願いしたいのは,家庭学習で子どもたちが「教科書を活用して学習している」様子を,可能な時にぜひ見守って欲しいということです。そして,例えばすらすらと音読している場面をとらえて「上手に読めるようになったね!」と,ほめてあげて欲しいのです。ご家庭でのその一言が,子どもの学習意欲を高めることに結びつきます。
 
子どもたちはこれから,長い将来に渡って学び続けなければなりません。学校の一斉授業の場面なんて,生涯を通してみれば,実はごく一部。学習時間の多くは,家庭等で行う「自学の時間」なのです。今この臨時休業の時期に,家庭で時間を決めて日々学習することが定着すれば,将来必ず役に立つ習慣が身につくきっかけになります。その中で「教科書をしっかり活用する学び方を身に付けること」は,子どもにとっての大きな財産「自学力」の素地となります。
 
子どもたちに不自由な思いをさせることの多い時期ではありますが,そんな中だからこそ,逆に子どもたちに身に着けさせたいことも明確に意識して,今井小学校の先生方の取り組みは進めています。