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令和2年度第1学期終業式のお話

令和2年度第1学期終業式にあたって,お話をします。

2年生以上の人には,4月7日の始業式で2つのことを話しました。覚えていないと思うので,改めて言います。1つは,「あいさつをしっかりして,さわやかな気持ち・元気な気持ちになろう。」ということでした。もう一つは「自分が得意なことをもっと得意になる,あるいは苦手なことができるようになる。そういうめあてを,一人一人が必ず立てて,学校生活を送ろう。」ということでした。
 
1つ目のあいさつについては,校長先生が言わなくてもみんな大切だと分かっていますね。でも,この1学期の間に,今まででは考えられなかったことを,先生たちは皆さんに言わなくてはならなくなりました。「マスクをしていないときは,声に出してあいさつをしなくていいですよ。」元気な声であいさつをするという,これまで当たり前だと思っていたことを,「声に出さなくていいよ。」と変えなければならないほど,新型コロナウイルス感染症は私たちの生活を変えてしまいました。他にも,以前は当たり前にできていたのにできなくなったことがたくさんありますね。世の中では,そういう生活の仕方をまとめて「新しい生活様式」と言っています。大きく変わったことがたくさんあった,そんな一学期だったということを,まずは振り返っておきたいと思います。
 
もう一つの「めあてを立てて学校生活を送ろう。」という話。これは新型コロナウイルスとは関係なく,できたはずです。感染症が心配な時だからこそ,めあてを立ててがんばってほしい,とお話ししました。さて,どうだったでしょうか。1つでいいから,この1学期,これをがんばったよ,こんなことができるようになったよ,と言えることがありますか。もしまだ学級で,そんな振り返りができていないようだったら,今日下校するまでに教室で話し合ってみましょう。
 
校長先生から見た今井小学校児童45名の一学期を振り返ります。校長先生は,短い時間の日もあったけれど,できるだけ毎日すべての教室へ行くようにしました。教室では,時間が許せばもちろんいろいろなことを見せてもらいましたが,どんなに短い時間でも,教室へ入った瞬間に分かることがあります。それは何か。それは,この教室の子どもたちの気持ちはどこに向いているかという「空気」です。難しい言葉で「雰囲気」とも言います。さすがに細かいことまではわかりませんが,不思議なもので,教室へ入った瞬間に「この教室の子どもは勉強する構えができているかどうか。」ということは一瞬で感じ取れます。校長先生は,その空気・雰囲気をできるだけ毎日感じ取るために,教室へ行きました。そしてその結果,今井小学校の子どもたちの勉強しようとする構えは,他のどの学校と比べても自慢できる,すばらしいものだったと,自信をもって言えます。わかりやすい言葉で言えば,今井小の子どもは,まっすぐ勉強に・教科書に・ノートに・黒板に・スクリーンに,そして先生に向き合っているのです。まっすぐな子・素直な子は,必ず伸びます。校長先生はみなさんの一学期を見て,感心もしたし,二学期からますます期待できると感じました。皆さん一人一人に,大きな「はなまる」を送ります。

さて,明日から夏休みですね。今年の夏休みはいつもの年の半分くらいしかありません。でも,お休みなのですから,お休みにしかできない挑戦,そして楽しいことにも時間を使ってください。夏休みの計画,もう各教室で立てたと思います。校長先生のお願いは,お休みだからこそ,毎日,早く起きて,ご飯をしっかり食べて,早く寝て,という生活のリズムは大切にしてほしいということです。そして何よりも,新型コロナウイルス感染症を広げないために,マスクなどの咳エチケット,手洗い,うがい,3つの密を避けること,等には,これまでと変わらず取り組んでください。

8月20日に,元気な45人全員で2学期が始められることを楽しみにしています。1学期,ほんとうにおつかれさまでした。いい夏休みを過ごしましょう。
 
令和2年7月31日
笠岡市立今井小学校
校長 高橋伸明