aaa
令和3年度第2学期始業式のお話
 
36日間の夏休みが終わりました。今日から2学期です。夏休み,長かったなー,と感じた人は手を上げましょう。じゃあ,短かったなー,と感じた人は手を上げましょう(短かったと感じた子供が多い)。お休みはね,やっぱり良いよね。だから,もっともっと夏休みがあったら良いのに,と思って今日登校した人も,きっといたはずです。もちろん,それで良いんですよ。校長先生だって,お休みは好きです。でも,お休みがいいな,楽しいな,と思えるのは,やっぱり学校へ来て勉強や運動をがんばる日があるからこそ,なんです。休んだ後にはがんばる。そしてまたお休みが来て,楽しむ。そしてまたがんばる。皆さんはその繰り返しの中で,今までもしっかり成長してきました。今日からはまた,がんばる時間が始まるのです。
 
何よりも,今日は42人全員が登校していることが,とてもうれしいです。校長先生が「がんばりましょう」と言わなくても,今日は多くの人が気持ちを切り替えて,がんばろうとしていること,こうして画面越しではありますが伝わっています。皆さん,元気に登校してくれてありがとう!と,まずは校長先生からお礼を言わせてください。
 
この夏は東京2020,オリンピックが開催されて,たくさんのアスリート達の鍛え抜かれた技や心の強さを見て,自分もあのようになりたいと思ったことがあるのではないでしょうか。また1学期の終業式で校長先生は埼玉県の小学6年生・柴田亮さんの話をしました。みなさんも,自分の得意なこと・好きなことを,この夏休みを利用して伸ばしていく,磨いていく,そんなことができたらすばらしいですね,と言いました。覚えていますか。オリンピックのアスリートや柴田くんのような世の中のたくさんの人を感動させる・驚かせるようなことじゃなくて良いので,この夏,目標を持って続けてがんばったことがある人,ちょっと手を上げてもらえますか(手が挙がった子供はやや少なかった)。
 
じゃあ手が挙がっていない人はいけないのか。校長先生はそんなこと全く思いません。きっと,ああもうちょっとあれをやっておけばよかったなーと思うことがあるから,正直な気持ちから,今手が挙がらなかったのです。今から始まる2学期で,そのやればよかったなと思う気持ちを取り返せば良いのです。そういう意味では,がんばれなかった人の方が,よい2学期のスタートを切るチャンスかも知れません。
 
ところで今日は始業式なので,一人一人ががんばる2学期にするために,絶対に欠かせないことを2つ言います。これ去年の2学期始業式でも話したことなんですが。
 
1つめ。がんばれるためには,みなさんが健康に過ごして欲しいということです。まだまだ暑い日がこれからもあります。熱中症にかかるなどして体の調子を崩す人が出ないこと,まずはこれが一番の願いです。そんな中での,感染症対策。新型コロナウイルス感染症が世の中を脅かすようになって,もう1年半以上がたちますが,今が一番,危ないのではないかと言われています。ここでは細々とした話はしません。担任の先生からしっかりお話を聞き,感染を広げないような対策を徹底しましょう。
 
ただし,どんなにちゃんとしていても感染は,誰にだって起こります。感染した人は悪いことをしたわけではありません。もし身の回りに感染した人ができてしまったら,その人の気持ちになって考えることができる優しさ,これもとても大事ですね。
 
2つめ。楽しい教室にしよう,ということです。自分が楽しければそれでいい,なかよしの2,3人で楽しめばそれでいい,それは楽しい教室とは言えません。クラスみんなで「できた!」「わかった!」「楽しかった!」と感じあえる教室です。自分ががんばったこと,できたことを,他の友達から認められたら,もっとやる気になります。そして,友達のよさを認めて「すごいね!」と声をかける,実は,その声をかけている自分も,良い気持ちになれるのです。そして自分もがんばろう,と思えるものです。そのように,教室にいる1人1人の心がつながり合っていたら,安心して学校生活ができて,楽しい教室になります。暑さで,そしてコロナで大変なときだからこそ,みんなが心を元気にして過ごして欲しいのです。楽しい教室,とても大事です。
 
この後,教室でも夏休みを振り返ったり,2学期のめあてを持ったりする時間があると思います。「健康に」「楽しい教室に」という2つのことをかなえるためにはどうしたら良いか,話し合ってみてください。みんなで2学期,がんばっていきましょう!
 
令和3年8月25日
笠岡市立今井小学校
校長 高橋伸明